アベノミクスを謳う安倍総理が図ったJA全中の廃止に抗して、当時のJA全中会長であった万歳ばんざい章会長が改革に前向きな農水族議員らで調略の的にかけたのが石破茂と林芳正だった。

 JA全中に貸しを作れば自民党内での立場を強化し得て、総理への途も拓ける。

 JA全中の命脈を成すのは農協法に基づく監査・指導権であって、アベノミクスの安倍総理が図ったのはJA全中を法に拠らない任意団体に格下げすることだった。

 斯くして、自民党の最高実力者に昇った二階俊博幹事長はJA全中票を以て、今度の総裁選における決選投票での国会議員票382を間接的に統御する肚であることが理解される。

 小泉進次郎が近年俄かに日本の農政なんて言い出した理由もまた理解される。


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